ホワイト企業と就職活動

ホワイト企業は労働法を遵守する

雇用契約、労働契約は契約内容をチェックする

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雇用契約、労働契約の契約内容とは

契約とは

契約とは、当事者間の約束事のこと。

契約をする当事者の間で法的な義務と権利が発生する。

たとえば
物を買ったら、
その物の代金を支払う義務が発生する。

物を売ったら、
その物の代金を請求する権利が発生する。


口約束も契約

口約束であっても契約になる。

しかし、口約束の場合は後々「言った」「言ってない」の論争が起きやすい。

契約をする時は、契約の内容を契約書(書面)にしておくのが大切。


契約を守らなかったら?

契約を守らなかったら裁判所に訴えられる可能性が生じる。

強制執行

裁判所の命令によって契約内容を強制的に守らせること。


未成年者の契約

未成年者が結んだ契約はあとで取り消すことが可能。
(ただし、以下に該当する場合)

親に相談しないでした契約
親の同意を得ないでした契約

未成年者?

結婚すると、成人とみなされる。


労働契約とは

雇用契約あるいは労働契約とは、どういう条件で働くかという合意事項のこと。

この契約内容は労働者と使用者(会社側)の合意で決める。

ただし、その内容は労働法で定められた基準を下回ることはできない。

労働法で定める基準に達しない労働条件の労働契約は、その部分については無効となる。

この場合、時給は最低賃金法、残業代は労働基準法に従い支払われる。

また、会社は労働契約を結ぶ際に労働者に労働条件をきちんと明示しなければならない。

とくに賃金などの以下の重要事項については、労働基準法15条により、「書面」を交付しなければならない。

労働契約の禁止事項

労働者が不当に会社に拘束されることがないよう、労働契約に以下の事項を盛り込んではならない。

労働者が労働契約に違反した場合に違約金を支払わせることは禁止(労基法16条)

労働することを条件に労働者にお金を前貸しし、毎月の給料から一方的に天引きする形で返済させることは禁止(労基法17条)

労働者に強制的にお金を積み立てさせることは禁止(労基法18条)


労働契約のチェックポイント

1.雇用期間の有無

契約はいつまでなのか書面で交付。

一般に正社員は期間の定めがなく、パート労働者は期間の定めがある場合が多い。

2.就業場所と業務内容

どこでどんな仕事をするのか書面で交付。

3.始業・終業時刻、休憩時間、残業の有無、休日、休暇など

仕事の時間や休みの状況について書面で交付。

4. 賃金(給料)の決定、計算方法、支払いの時期

賃金はどのように支払われるか書面で交付。

5.退職するときのルール

仕事を辞めるときの決まりごとについて書面で交付。

労働契約法4条2項により、上記以外の労働契約の内容についても、労働者と会社はできるだけ書面で確認することが決められている。

求人情報、求人票のチェックポイント

大学の就職課やハローワークなどで求人情報や求人票を見て仕事を探す時には、会社概要や仕事内容のほかにも以下のチェックポイントを確認する。

1.雇用形態と雇用期間

正社員 or 契約社員 or 派遣社員などのうち、どれに該当するのか確認。

雇用期間に定めがあるのかないのかも確認する。

2.各種加入保険

雇用保険、労災保険、厚生年金保険、健康保険等、社会保険制度に加入しているか確認する。

社会保険完備かどうか。

overwork.hatenablog.com


3.賃金形態

月給、日給、時給などの賃金の支払い形態を確認する。

基本給のほかに毎月支払われる手当などがあるかどうかも確認する。

通勤手当

通勤手当が支給されるのか、いくら支給されるのか確認する。

4.休日

週休二日制(1週間に2日の休日を設ける制度)なのか、休みは土日なのか確認


知っておくべき用語

求人商法

求人情報の広告を出し、
その求人に応募してきた人に対し、
面接の場で商品を売りつけること。

個別労働紛争解決制度

個別労働紛争解決制度とは、労働者と使用者(会社)との間でトラブルが発生した場合、労働問題の専門家が中立の立場でトラブル解決を支援する制度。

労働契約などについて労使間でトラブルが発生した際は、この制度が利用できる。

利用は無料。