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裁判所事務官採用試験の難易度

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裁判所事務官とは

裁判所事務官とは、裁判所の事務全般を担当する公務員。
日本国内の各裁判所に配属され、裁判の合理的で効率的な運用のための総務、人事、会計などの一般事務を行う。

日本の裁判所の種類

最高裁判所(1か所)
高等裁判所(8か所)、知的財産高等裁判所(東京1ヵ所)
地方裁判所、家庭裁判所(各都道府県)
簡易裁判所(各都道府県)

裁判所事務官の業務は単に一般事務だけにとどまるわけではない。
裁判所事務官が内部試験に合格すると「裁判所書記官」となり、調書作成や訴訟の進行管理にもかかわることができるようになる。
裁判所書記官になると、簡易裁判所判事や副検事などにも転身することが可能となる。

副検事とは

検察事務官や裁判所書記官が一定年数勤めると受験資格が与えられる職業。
試験に合格すると副検事として区検察庁に勤務することになる。


裁判所事務官の採用試験

以前は裁判所事務官の採用試験は1、2、3種に別れていて、種別としては国家公務員と同様であった。
現在は以下の4種類の区分が存在する。

総合職試験(院卒者区分、旧1種の後継)
総合職試験(大卒程度区分)
一般職試験(大卒程度区分)
一般職試験(高卒者区分、旧3種の後継)


旧1、2、3種の想定レベル
旧1種:最高裁判所大法廷主席書記官、地裁や家裁の事務局長
旧2種:中堅幹部
旧3種:初級係員
ただし、2、3種採用者でも本人の努力と資質で出世することも可能。

裁判所事務官採用試験の受験資格

総合職試験(院卒者区分、旧1種)

受験年の4月1日で21歳以上30歳未満の大学院修了、修了見込みの者

旧1種の受験資格
受験年の4月1日で21歳以上30歳未満の者。

総合職試験(大卒程度区分)

受験年の4月1日で21歳以上30歳未満の者。

旧2種の受験資格:受験年の4月1日で21歳以上30歳未満の者。
21歳未満で短大、高等専門学校を卒業もしくは卒業見込の者。

一般職試験(大卒程度区分)

受験年の4月1日で21歳以上30歳未満の者。

一般職試験(高卒者区分、旧3種)

高校卒業見込みか高校卒業後2年以内の者
中学卒業後2年以上から5年未満の者

旧3種の受験資格:受験年の4月1日で17歳以上21歳未満の者。

一般職試験(社会人区分)

20歳以上から40歳未満の者
なお、社会人区分は採用がある場合のみ実施される模様。


※裁判所事務官試験を受けられない者

・日本の国籍を有しない者
・国家公務員法第38条の規定に該当する者

裁判所事務官採用試験の試験内容

総合職試験(院卒者区分、旧1種)

一次試験

・基礎能力試験 一般教養
・専門試験:憲法、民法、刑法または経済理論のどちらかを選択

二次試験

・小論文:課題に対する識見、判断力及び理解力

・専門知識
憲法、民法、刑法、民事訴訟法か刑事訴訟法のどちらかを選択

・面接 :人柄などについての個別面接

三次試験(口述試験)

集団討論、個別面接


総合職試験(大卒程度区分、旧2種)

一次試験

・基礎能力試験
・専門試験:憲法、民法、刑法または経済理論のどちらかを選択

二次試験

・小論文 :課題に対する識見、判断力及び理解力
・専門試験:憲法、民法、刑法
・面接  :人柄などについての個別面接

三次試験(口述試験)

集団討論、個別面接


一般職試験(大卒程度区分)

一次試験

・基礎能力試験
・専門試験
憲法、民法、刑法または経済理論のどちらかを選択

二次試験

・小論文 :課題に対する識見、判断力及び理解力
・専門試験:憲法
・面接  :人柄などについての個別面接

一般職試験(高卒者区分、旧3種)

一次試験

基礎能力試験
作文試験:文章による表現力、課題に対する理解力

・教養試験:一般的知識(国語,数学,理科,社会,英語等)及び能力
・適正試験:一般的知識(国語,数学,理科,社会,英語等)及び能力
・作文試験:文章による表現力、課題に対する理解力

二次試験(口述試験)

人柄などについての個別面接


願書受付期間

総合職試験(院卒者区分、大卒程度区分)

一般職試験(大卒程度区分)

4月上旬

一般職試験(高卒者区分、旧3種)

7月中旬から7月下旬

1種・2種:4月上旬から中旬
3種   :7月中旬から下旬


裁判所事務官採用試験の試験日程

総合職試験(院卒者区分、大卒程度区分)

一次試験:5月中旬
二次試験(筆記):6月中旬
二次試験(口述):6月下旬
三次試験:7月下旬

一般職試験(大卒程度区分)

一次試験:5月中旬
二次試験(筆記):5月中旬
二次試験(口述):6月中旬から7月中旬

一般職試験(高卒者区分)

一次試験:9月中旬
二次試験:10月中旬から下旬

裁判所事務官採用試験の受験料

無料

裁判所事務官採用試験の合格率

総合職試験(院卒者区分) :5%程度
総合職試験(大卒程度区分) :2%程度
一般職試験(大卒程度区分) :5%から10%程度
一般職試験(高卒者区分) :2%程度

旧一種1%、旧二種8%、旧三種3%ほど。