ホワイト企業と就職活動

ホワイト企業は労働法を遵守する

工業簿記 標準原価計算

スポンサーリンク

工業簿記 標準原価計算

日商簿記2級試験対策

ひょんなことから日商簿記2級を受験し、これに合格しました。

日商簿記2級の勉強の際に筆者が一番面倒に感じたのが、仕訳のパターンを覚えることでした。

その対策として、筆者は自分が苦手な簿記の仕訳パターンをノートに書き出していました。
この記事はその時書き出した仕訳パターン分けの一部です。

筆者自身が過去に勉強した簿記の内容を忘れてしまうことが無いように、備忘録として残しています。

また、記事にするにあたって、スマートフォンでも見やすいように記事の内容を色々と最適化しています。

この記事は日商簿記2級試験対策の標準原価計算に関する記事です。


標準原価:目標の原価

原価標準:製品一個あたりの標準原価(目標原価)

標準直接材料費〔¥〕
=標準価格〔¥/個〕×標準消費量〔個〕

標準直接労務費〔¥〕
=標準賃率〔¥/hr〕×標準作業時間〔hr〕

標準製造間接費〔¥〕
=標準配賦率〔¥/hr〕×標準作業時間〔hr〕

標準原価計算

標準原価で製品の原価を計算する方法

製品一個あたりの標準原価
=標準直接(材料費+労務費+製造間接費)

標準原価計算の手順

(ア)原価標準の設定
(イ)標準原価の計算
(ウ)実際原価の計算
(エ)原価差異の把握と分析
(オ)帳簿記入


実際原価:実際にかかった原価

実際原価計算:実際原価で製品の原価を計算する方法


差異分析

標準原価と実際原価の差異の原因を分析すること

標準原価差異の分析

直接材料費、直接労務費、製造間接費ごとに差異を把握して、差異の発生原因を分析する。


直接材料費差異(総差異)

直接材料費差異(総差異)
=標準価格×標準消費量(標準直接材料費)-実際直接材料費

直接材料費差異(総差異)は、
材料の価格(単価)の差異である価格差異と
消費量面の差異である数量差異とに分かれる。

価格差異

価格差異は標準価格よりも高い(or低い)価格で材料を買ったために生じる差異。
価格差異=(実際価格-標準価格)×'実際'消費量

数量差異

数量差異は材料を多く使いすぎた(or節約できた)ために生じる差異。

数量差異='標準'価格×(実際消費量-標準消費量)

直接材料費差異

@――――――――――――
|      価格差異
|――――――――――――
|標準直接材料費|数量差異
―――――――――――――〔m、kg…〕


直接労務費差異(総差異)

直接労務費差異(総差異)
=標準賃率×標準作業時間(標準直接労務費)-実際直接労務費

直接労務費差異(総差異)は、
賃率(単価)の差異である賃率差異と
作業時間面の差異である作業時間差異とに分かれる。

賃率差異

標準賃率よりも高い(or低い)賃率を支払ったために生じる差異。

賃率差異=(実際賃率-標準賃率)×'実際'作業時間

作業時間差異

作業時間がかかりすぎた(or節約できた)ために生じる差異。

作業時間差異='標準'賃率×(実際作業時間-標準作業時間)

直接労務費差異

@――――――――――――――
|      賃率差異
|――――――――――――――
|標準直接労務費|作業時間差異
―――――――――――――――〔hr〕


製造間接費差異

操業度:工場の生産設備の利用度のこと

製造間接費の標準配賦率 =製造間接費予算額〔¥〕÷基準操業度〔hr〕

製造間接費予算

製造間接費予算には固定予算と変動予算の二つがある。

変動予算

操業度の増減に比例して増減する原価。
時給とか。

固定予算

操業度がいくら増減しても変わらない原価。
年俸制の給料とか。

公式法変動予算

製造間接費を変動費と固定費に分けて予算を設定する方法

(ア)変動製造間接費の予算の設定

変動費率〔¥/hr〕=1時間あたりの変動製造間接費

(イ)固定製造間接費の予算の設定

固定費率=固定製造間接費の予算額÷基準操業度

(ア)変動製造間接費の予算額+(イ)固定製造間接費の予算額=製造間接費予算額

(ア)変動費率〔¥/hr〕+(イ)固定費率〔¥/hr〕=標準配賦率


製造間接費差異(総差異)

製造間接費差異(総差異)
=標準配賦率×標準配賦基準(標準直接材料費)-製造間接費実際発生額

操業度=作業時間としたとき

基準操業度:年間見積り作業時間÷12ヶ月
実際操業度:一ヶ月に実際にかかった作業時間
標準操業度:当月投入分を作るのに必要な標準作業時間


予算差異

実際操業度における予算(予算許容額)どおりに製造間接費が発生したかどうかによる差異。

予算差異
=予算許容額(変動費率×実際操業度+)固定製造間接費予算額-製造間接費実際発生額

操業度差異

操業度の差による差異。
操業度差異=固定費率×(実際操業度-基準操業度)

能率差異

従業員の作業能率の上下などにより発生する差異

能率差異=標準配賦率×(標準操業度-実際操業度)

変動費能率差異=変動費率×(標準操業度-実際操業度)

固定費能率差異=固定費率×(標準操業度-実際操業度)


パーシャルプラン

仕掛品勘定の借方は実際原価で記入し、貸方は標準原価で記入する。
⇒ 仕掛品勘定で標準原価差異が把握される。

.   仕掛品
―――――――――
実際原価|標準原価


シングルプラン

仕掛品勘定はすべて標準原価で記入する。
⇒標準原価差異は費目別の勘定で把握される。

.   仕掛品
―――――――――
標準原価|標準原価